
今回ご紹介させていただくロゴは、日本の伝統美を感じさせる筆文字と、モダンで洗練された欧文フォントの融合により、ブランドの理念や世界観を視覚的に表現しています。
この記事では、ロゴに込めたコンセプトやデザイン意図についてご紹介いたします。
ブランド名「HIBIKI」に込められた意味
「響(ひびき)」という言葉には、“共鳴する”“伝わる”“心に届く”といった意味合いが込められています。
HIBIKI CREATIONというブランド名には、「アイデアやクリエイティブが人の心に届き、共感を生むような存在でありたい」という願いが込められています。
漢字の「響」と英語の「HIBIKI CREATION」という表記を組み合わせた今回のロゴは、和と洋、伝統と現代といった異なる要素が調和するよう意識してデザインしています。
グローバルな活動を視野に入れつつ、日本ならではの美意識もしっかりと表現することを目指しました。
筆文字 × 欧文フォントの融合が生み出す世界観
ロゴの左側には、筆文字で力強く描かれた「響」の文字が配置されています。これは、単なる文字ではなく、想いやエネルギーを宿した一筆一筆を大切にしたオリジナルの書です。
一方、右側の「HIBIKI CREATION」という欧文は、すっきりとした印象を与えるフォントを用い、視認性と洗練さを両立させました。
筆文字の持つ温かさや人間味と、欧文フォントの持つ理知的で現代的な印象。その対比と調和が、このロゴの大きな特徴となっています。
カラーリングと構成に込めた想い
背景には鮮やかなオレンジを採用しています。この色には、創造性やポジティブなエネルギー、そして見る人の心を明るく前向きにする力があるとされています。
また、筆文字の淡いベージュと欧文のホワイトという色の組み合わせは、やわらかく上品な印象を与えつつ、視覚的なコントラストを演出しています。
全体の構成としても、左に動きのある筆文字、右に安定感のあるタイポグラフィという配置により、バランス感と調和を大切にしたデザインとなっています。
ロゴに込められたビジョン
「THINK. CREATE. INSPIRE.」というメッセージは、制作に向き合う姿勢そのものを表しています。
このロゴは、単に名前を記すためのマークではなく、企業の理念や方向性を視覚的に伝えるための「象徴」であると考えています。
筆文字の勢いと欧文の落ち着きが共存するこのロゴには、挑戦と調和、そして創造への意志が込められています。
まとめ
今回ご紹介したロゴは、単なるデザインではなく、「伝える」ことを超えて「響かせる」ことを目指したものです。
筆文字と欧文フォントの融合、そして配色や構成に至るまで、一つひとつの要素に意味を持たせたこのロゴには、ブランドのアイデンティティと未来へのビジョンが込められています。
この記事が、これからロゴ制作をご検討される方や、ブランド表現にお悩みの方にとって、少しでも参考となれば幸いです。
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